事例&レポート

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リーダーシップ

なぜリーダーには自己理解が必要なのか?

リーダーシップ・アクションプログラム

なぜリーダーには自己理解が必要なのか?
ピアフィードバックによる自己理解深化

どうすれば自分の軸を持ったリーダーを育成できるのでしょうか?
「真のリーダー育成」を目指し2012年スタートしたAoba-BBTの「リーダーシップ・アクションプログラム(LAP)」は、単に知識やスキルを習得するだけでなく、リーダーシップ=自分の軸(BE)を確立し、組織を動かしていくために、既存の教育システムにとらわれない独創的な教育メソッドを用いたプログラムとして開講以来800名を超える方に受講いただいています。

2025年5月に開講したLAP34期は、第二回集合研修として、1泊2日の合宿を実施しました。28名の受講者が自分の軸を確立するため、対話を通して自己理解を深めるワークを行った様子をご紹介します。

実施の背景と目的

プログラム受講者は、1年間にわたって組織・社会に影響を与えられる次世代リーダーに必要なあり方・スキルを身につけてゆきます。
今回の研修は第二回集合研修として2ヶ月目に実施され、受講者がリーダーとしての自身の「ありたい姿」を描くため、まず「自分自身」にしっかりと焦点を当ててもらいました。
自身の過去・他者からの目線・自身の感情面など、多角的な視点から自分自身について考える時間を取る事で、自分のリーダーとしての「軸」を見出し、今後の成長の基盤としてもらいます。

対象者

  • 今後組織のリーダーとして活躍が期待される課長~部長層

カリキュラムの概要

研修内容

  1. プログラム全体について・これまでの振り返り
  2. ピアフィードバック(自己理解の促進とコーチング実践)
  3. 全体共有・アナウンス
  4. 懇親会

ワークショップやグループディスカッション内容

当社ファシリテータから全体の流れ、前回プログラムの復習等をアナウンスした後、早速受講者にピアフィードバックワークに取り組んでもらいました。
相手の気づきを促すコミュニケーションを取る事に難しさを感じた受講者もいましたが、真摯に相手に向き合い、相手の課題に寄り添う事で、全員が内省を深め、自分自身を理解するヒントを得ていました。
全体共有では「一人では気づく事が出来ない事に気づけた有意義な時間となった」「自分とは違う目線で言ってもらえた言葉がとてもありがたかった」という話も出ていました。
懇親会ではお互いの健闘をたたえ合い、ほぼ全員が二次会に参加するなど、盛り上がりを見せました。

LAP合宿

ファシリテーターの紹介

坂井 良徳 株式会社Aoba-BBT

研修の成果と参加者の声

参加者の感想

「自身の情熱を思い出す場となった。今まで忙殺されてすっかり忘れていたが、リーダーとしての自分を考える中で、立ち返れるものが出来たと感じる」

「ここまで自分自身について考える時間は今まで無かった。いろいろな事がつながっていると感じる事ができた」

「ピアフィードバックです。 良いところは良いとみなさんから認めてもらえた。 どんなネガティブな感情や偏った意見でも、本音を話せる場であった。同じ行動タイプの人にできていないことへの共感・理解が嬉しかった。違うタイプの方に、強みはそのままでいいと言われたことが嬉しかった。これを職場でやるのは難しいかもしれないが、お昼や1on1の場で、実践すれば、いいチームになれる気がする。リアクションをたくさん取ろうと思った。」

研修後の行動変化

  • 自分自身に対しての理解が深まり、リーダーとしての基盤を形成できた
  • 他者に対して寄り添うコミュニケーションスキルを実践できた

今後の展望とまとめ

研修を活かした今後の取り組み

リーダーシップ開発に普遍的に重要と言われる「Self Awareness(自己認識)」。
この気づきを起点に、映像講義やテキストディスカッションも引き続き活用しながら、今後はチームビルディング、シナリオプランニング、ビジョンメイキングといった実践を通じて、リーダーシップをさらに磨いていきます。
ハードな1年を多様な仲間と切磋琢磨して「強い意志」と「影響力」を備えたリーダーを目指します。
集合研修の2日目では、ここで発見した自分自身を土台に、何を実現していくか、宣言していただきます。

継続研修の予定

まとめと今後の期待

当プログラム「リーダーシップ・アクションプログラム」は、全10回の集合研修で構成しています。
第2回研修は合宿形式で実施し、受講者同士の仲間意識を深めながら、1年間のプログラムを走り抜きます。

集合研修2日目のレポートはこちら

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