人材育成マガジン
Aoba-BBT起業の殿堂|IPOを果たしたアルムナイ企業19社が示す、人材育成の実績
人材育成、とりわけ「次世代経営人材」育成や、新規事業を担う「変革人材」の重要性は、多くの企業で語られるようになりました。一方で、「その成果は本当に事業につながっているのか」という疑問を抱く経営者・人事は少なくありません。
研修の満足度や受講後アンケートでは測れない“その先”に、人材育成の本当の価値はあるのでしょうか。
この問いに対し、Aoba-BBTでは一貫した考え方を持っています。
人材育成の成果は、研修を通じて得られた構想が仮説として整理され、意思決定と行動に移され、起業や新規事業として実際に動き出しているかという点に表れます。
その実績として、「Aoba-BBT起業の殿堂」には、教育プログラムを通じて構想を描き、起業・新規事業を生み出し、IPOに至ったアルムナイ(修了生)企業19社が登録されています。
目次
変化を先取りし、事業機会を構想できる企業が競争優位に立つ
市場環境の変化が激しさを増す中で、企業の競争優位は、既存事業の延長線上からは生まれにくくなっています。
テクノロジーの進化、顧客価値の変化、社会構造の転換といった変化をいち早く捉え、それを新たな事業機会として構想できるかどうかが、企業の成長を左右します。
こうした時代において優位に立つ企業に共通しているのは、変化に受動的に対応する力ではなく、変化を先取りし、ゼロから価値を生み出す構想力・発想力を備えている点です。
新たな事業を生み出すためには、既存の前提を問い直し、これまでにない視点で未来を描く力が欠かせません。
構想力・発想力の土台にある「思考力」
もっとも、構想力や発想力は、ひらめきやセンスだけで発揮されるものではありません。その土台には、事実を整理し、因果関係を捉え、前提を疑いながら意思決定を行う「思考力」があります。
構想とは、思いついた瞬間に価値を持つものではなく、考え抜かれた仮説が、現実の制約や不確実性の中に持ち込まれたときに初めて意味を持ちます。
つまり、構想力とは「考える力」と「決める力」、そして「動かす力」が結びついた状態だと言えます。
構想力は「行動に移されたか」で測ることができる
どれほど優れた構想であっても、考えただけでは事業にはなりません。
構想が事業機会として意味を持つかどうかは、実際に行動に移されたかどうかによって初めて判断できます。
構想が単なるアイデアにとどまらず、意思決定として引き受けられているか。
その構想が、現実の市場や顧客にさらされ、仮説検証を重ねているか。
さらに、個人の挑戦で終わることなく、他者を巻き込み、組織的な行動として継続しているか。こうしたプロセスを経たとき、構想は机上の議論を離れ、事業として動き始めます。そして、その積み重ねが、起業や新規事業の創出という具体的な形となって現れてきます。
構想がどのように事業へと展開されていくのか、その考え方については、構想力をテーマにした解説記事で整理しています。
構想が行動に変わった実績としての「Aoba-BBT起業の殿堂」
Aoba-BBT起業の殿堂は、こうした「構想が意思決定と行動に変わった結果」を、人材育成の実績として可視化したものです。Aoba-BBTの教育プログラムを通じて構想を描き、自ら意思決定を行い、行動に移した結果として、起業・新規事業を生み出し、IPOという社会的評価に至ったアルムナイ企業を顕彰しています。
単に起業したという事実ではなく、市場や社会と向き合いながら事業を継続・成長させてきたプロセスそのものを、人材育成の成果として捉えています。
現在、19社のアルムナイ企業が「Aoba-BBT起業の殿堂」として登録されています。
【実績一覧】IPOを果たしたアルムナイ企業19社
Aoba-BBTの教育プログラムを通じて、これまでに1,000社以上の企業が誕生してきました。その中で、起業や新規事業として立ち上がった取り組みのうち、19社がIPOを成し遂げています。
| 企業名 | 創業者 | 上場年月 |
|---|---|---|
| 株式会社マクロミル | 福羽泰紀 氏 | 2024年1月 |
| ケンコーコム株式会社 | 後藤玄利 氏 | 2004年6月 |
| 株式会社MIXI | 笠原健治 氏 | 2006年9月 |
| 株式会社アイスタイル | 吉松徹郎 氏 | 2012年3月 |
| 株式会社クラウドワークス | 吉田浩一郎 氏 | 2014年12月 |
| 弁護士ドットコム株式会社 | 元榮太一郎 氏 | 2014年12月 |
| 株式会社鎌倉新書 | 清水祐孝 氏 | 2015年12月 |
| 株式会社リファインバースグループ | 越智晶 氏 | 2016年7月 |
| 株式会社イノベーション | 富田直人 氏 | 2016年12月 |
| Retty株式会社 | 武田和也 氏 | 2020年10月 |
| 株式会社ギックス | 網野知博 氏 | 2022年3月 |
| 株式会社オプティム | 菅谷俊二 氏 | 2014年10月 |
| tripla株式会社 | 鳥生格 氏 | 2022年11月 |
| 株式会社pring | 荻原充彦 氏 | 2021年9月 100億円以上のイグジット |
| 株式会社モンスターラボホールディングス | 鮄川宏樹 氏 | 2023年3月 |
| AnyMind Group株式会社 | 小堤音彦 氏 | 2023年3月 |
| 株式会社ハッチ・ワーク | 大竹弘 氏 | 2024年3月 |
| 株式会社オフィスバスターズ | 天野太郎 氏 | 2023年12月 |
| 株式会社エムビーエス | 山本貴士 | 2005年4月 |
※順不同
起業の殿堂に名を連ねるアルムナイに共通する行動特性については、突破人材の考え方として整理しています。
人材育成の成果を、事実と実績で語るために
起業やIPOは、それ自体が目的ではありません。しかし、構想が意思決定となり、行動となり、市場と社会にさらされた結果として残った事実は、人材育成が机上の議論にとどまっていないことを示しています。
Aoba-BBTが目指すのは、構想を現実に持ち込み、行動を起こす人材の育成です。起業の殿堂は、その実績を示すための、根拠の集合体です。
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