人材育成マガジン

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プログラム

自らを変革し、結果を出せる“チームリーダー”を育てる6ヶ月間のプログラムとは?

自らを変革し、結果を出せる“チームリーダー”を育てる6ヶ月間のプログラムとは?

~人を巻き込み、心から人を動かすリーダーとしての軸を創る~

リーダーシップ研修と一言で表現しても、求められるリーダー像は時代や社会背景によって変わるもの。働き方改革が叫ばれ、ビジネスモデルも複雑化している現代に求められるリーダーの資質とは、どのようなものでしょうか。
時代に即したリーダーを育てる、ビジネス・ブレークスルー(BBT)のチームリーダー養成講座「チームリーダーシップ・アクションプログラム(TLAP)」をご紹介します。

chapter1:これからの時代に必要なリーダーを養成する「TLAP」

現代のビジネスの現場では、技術の発達により変化のスピードが加速しています。ビジネスモデルが複雑化したことで、全く関係のない業種だと思っていた企業が、ある日突然競合企業になることも珍しくありません。そしてこの流れは今後さらに増してゆき、15年後にはあらゆるビジネスの領域で旧来の体制が限界を迎え、20年後には様々なビジネスが跡形もなく消えている状況も予測されています。

このような急速な変化のなか、「従来の延長戦でなんとかなる」といった楽観的観測で手を打たずにいると、企業は跡形もなく消えていく可能性があります。 いち早く潮流をとらえて「これから進むべき方向」を見定め、素早く方向転換していくことが重要です。

そのため、こうした時代のリーダーに必要な素質は以下の通りであり、何より重要なのは、借り物や真似事ではない「自分なりのリーダーシップ」であると考えらます。

  • 自らが舵をとって自社を方向づける「ビジョン構想力」
  • 困難な状況のなか、ビジョンを実現するために動く「組織を構築する力」
  • 結果を出し続けるために「人を動かす力」
大前研一が考える「リーダーの条件」

リーダーシップとは「リーダーとしての態度や情態(心のありかた)」であり、その人の哲学や人生そのものでもあります。そしてこのリーダーシップの根本とも言える能力が「自己理解(self awareness)」です。この「自己理解」に徹底して注力するのが、BBTのリーダーシップ研修「チームリーダーシップ・アクションプログラム(TLAP)」なのです。

BBTはリーダーシップ獲得のためのステップを以下のように考えています。

1:Find Yourself 自分を知る
2:Lead The Self 自分を変革する
3:Lead The People チーム・会社を変革する
4:Lead The Society 社会を変革する

TLAPでは、リーダーへ昇格しチームや組織を任せられた若手リーダーに、しっかりと自分を理解してもらい、自分自身を改革するステップをサポートします。
時代やビジネスライフサイクルなど、企業が置かれる環境や状況によって、求められるリーダーシップのスタイルは変化しますが、このステップ1・2はあらゆるリーダータイプにおいてベース部分(OS)となります。

リーダシップ獲得のステップ

chapter2:「自己理解」を引き出すための多方向アプローチ

TLAPでは6ヶ月間で、リーダーとしての態度や情態である「リーダーシップ」と、リーダーシップを発揮する上で必要な「リーダースキル」の両面を、「映像講義」「輪読課題」にて継続的に学び、要所では受講生が一堂に会する「リアル講義」という3つの課程で学びます。そのすべての課程において「自己理解」を促す対話を設けていることが大きな特徴です。

自己理解とは、“Find Your Self=自分自身を知る”、そして“Lead The Self=自分自身を変革する”ということ。インプットのみだと、自分がこれまでに学んだ知識などからバイアスがかかってしまいます。自分を知り、導いていくために、他者がどのように考えているのかを知るための対話を、TLAPでは重要視しているのです。

プログラム

6ケ月の流れ

1.映像講義

映像講義では、「AirCampus(R)」というBBT独自のプラットフォームを使うことで、時間や場所にとらわれず自由に学べます。講義内容は、コミュニケーションスキルやチームビルディングスキルなど、リーダーに必要なスキルを学べるものから、リーダーとしての哲学や精神など、リーダーシップの発露に必要なものまで様々で、期間中は繰り返し受講することが可能です。講師や受講生に対する質問もいつでも行うことができます。

2.輪読課題

輪読課題では、「リーダーシップ」「リーダースキル」両面を鍛えるためにBBTが厳選した書籍を読み進めていきます。受講生同士が書籍に対する意見を述べ、ディスカッションを実施。自身が書籍から得た知識を言語化するとともに、第三者視点で書籍を読むことで、新しい発見を得られます。

3.リアル講義

・コーチング
コーチングでは、EQ適性検査結果とアセスメントデータをもとに、対面もしくはオンラインで行います。EQプロファイラーの資格をもつコーチのもとで、自身の強み・弱みや“自分から見た自分・他人から見た自分”とのギャップを客観的に認識。自分にあったリーダーシップのスタイルを見つけるとともに、アクションプランを設定します。

・集合研修
集合研修とは、実際に受講生が集まる研修のこと。プログラムの前半・後半に1回ずつ開催し、これまで学んできた内容について、講師や受講生と実際に顔をあわせてフィードバックを行いあいます。これにより、オンライン上では補完しきれなかった意見や気付きを与えます。

・チームコーチング
チームコーチングとは、受講生同士4~5人でチームを組み、オンライン会議システムを用いてリアルタイムで話し合うプログラム。本人・チームメンバー・受講生・上司からの360度サーベイによって導き出された指標などをもとに、チーム全体で本人自身の強みや改善点についてフィードバックを行います。フィードバックを受けると同時に、チームメンバーへもフィードバックを行うことで、コーチングスキル向上の効果が期待できます。

TLAPの受講生は、映像講義、輪読課題、リアル講義による多彩なカリキュラムから知識をインプットし、関連して出題された課題を、職場や生活の場で実践。その結果を、オンラインディスカッションを通じて内省につなげる、といった一連の流れを繰り返し行います。

ディスカッションにはLA(Learning Adviser)が関わることで、より受講生間の対話が活発化する仕組みになっています。
TLAPには会社も職種も年齢も異なる様々な立場の人々が集まります。利害関係のない人間が集まることにより、自分自身も本音をさらけ出すことができるとともに、忌憚のない意見交換が生まれ、自己理解が促されると考えています。
時には厳しい意見が飛び出すこともあり、感情が高まることもありますが、参加した受講生の満足度が大変高いプログラムです。

「Find yourself」するためにはどうしたら良いか?

chapter3:TLAP受講者の声と、その後の変化

時代や働き方改革などによる企業のあり方の変化は、既に多くの企業で実感されていて、社内教育などを担当する人事の皆様の意識も大きく変わってきているのではないでしょうか。そこで、実際に参加した企業様の声をご紹介します。

社員の主体性を高めたい(A社様)

菓子小売業を手掛けるA社様では、店長候補といった次代のリーダーを育てるために、毎回TLAPに従業員の方を派遣していただいています。
導入の目的としては、次世代のリーダーを育てるためにも主体性を育てたい、ということでした。導入後の変化としては、社員のなかで「学びは身につく」「学ぶことで自分は変われる」という共通意識をもつことができたそうです。

TLAPはあくまで人材教育の一環であり、売上など数値化できるような成果を語ることは難しいもの。しかし企業の戦略を社員が理解し、その目標に向かって一丸となって取り組むことができるようになったことに、大変ご満足いただいています。

女性幹部候補を育てたい(B社様)

働き方改革を受けて、女性の幹部候補を育てたいというB社様では、幹部候補者をTLAPに派遣していただきました。家庭の都合などで、昇進に二の足を踏んでしまう方が多かったそうで、派遣された方もそのように考えているようでした。
この社員の方は、受講後の姿勢が大きく変わり昇格もされ、女性幹部のロールモデルとなったそうです。また、さらに積極的に社内改革に乗り出すようになったと伺いました。

これらの事例だけではなく、TLAPの受講生はその後、社内で主体的に行動を起こす人たちが多くいらっしゃいます。受講した人たちが中心となり、社内改革チームを立ち上げ、TLAPで学んだマインドを積極的に広めているというお話も伺いました。

chapter4:真似事でリーダーは務まらない。だからこそ鍛える自らの「軸」

時代や働き方改革などによる企業のあり方の変化は、既に多くの企業で実感されていて、社内教育などを担当する人事の皆様の意識も大きく変わってきているのではないでしょうか。そこで、実際に参加した企業様の声をご紹介します。

社員の主体性を高めたい(A社様)

学びには、やり方を学ぶ“Know”と、誰かの知識を学ぶ“How”、そして考え方を学ぶ“Be”があります。これまでのリーダーシップ研修はスキルやマインドセットに偏重しており、Knowでやり方を学んでも、学んだ箇所以外での応用が難しく、Howで知識を蓄えても、いざ実践の場所に出てみても現実とのギャップに苦しんでしまうことがありました。テクニックやマインドを自らの血肉に変えるためには、“Be”で自らが考えるための軸を身に着けなければなりません。TLAPでは、この“Be”の部分を中心に学んでもらうため、自己理解・他己理解を進めるための機会を設けているのです。

自己理解を深めるためには自分自身で考えるだけではなく、他者の目から見た自分を知ることも重要です。他者との交流はそのためにも有効な手段のひとつ。また、知識やスキルに対する他者からの視点を知ることで、より自分自身への理解が深まります。
TLAPでの体験を通じて、パラダイムシフトを引き起こすことで、自分なりの考え方の軸を見つけてゆきましょう。

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